【エダマメ】2017年前半戦

今年の、春から夏にかけてのエダマメ栽培の顛末をまとめました。

場所は、鹿骨の体験農園と、篠崎の区民農園。

体験農園には、早生品種の「湯上がり娘」を。
区民農園には、時期をずらして「湯上がり娘」と、早生品種のチャマメを。

これだけあれば、エダマメが食卓に上る期間が、だいぶ長くなります^^

まず、体験農園のほうは、4月2日、支給してもらった苗を定植。
時期的にちょっと早いんじゃないか?とも思いますが・・・オーナーのK氏いわく、これがベストとのこと。
20cm間隔で、1ヶ所2本づつ、2列に植えてます。

4月7日

区民農園のほうは、4月29日、実家でポットに蒔いた苗を定植します。
比較のために、こちらも「湯上がり娘」。
黒マルチを敷いて、平均して20cm間隔になるように、千鳥に穴を開けて(イビツだw)植えました。

5月16日。
今度はチャマメを播種。こちらは直播で。

鳥にやられないように、カンレイシャで覆いを。
必須です。

5月27日
右側の小さいのが、後から蒔いたチャマメです。

さて、体験農園のほうです。
5月12日
そこそこ順調に。

5月30日。
体験農園のほうは、鞘の用意もでき、あとは豆が膨らむのを待つばかりとなりました。

6月15日~
初収穫。
ちょっと小ぶりに見えますが、枝葉ばかり茂ってツルボケ気味になるよりいいそうです。

収穫した鞘を、1株ごとにまとめて、軽量してみました。
うーん、こんなもんかな。。。

さて、区民農園の「湯上がり娘」は、6月25日から、収穫が始まりました。
播種してから、おおよそ、2ヶ月強です。
上の体験農園のものと比べると、1株当たりの収量は、やや多い様子。

ただ、このころから、カメムシなどなど、敵が出揃ってくるせいか。。。
虫に攻撃されたような鞘が多くなり始めます。

売るわけじゃないし、この程度は食べられますが、商品価値としてはなくなりますね。

ラストを飾るのは、チャマメ。
7月7日の初回収穫分
こちらも、収穫まで、ほぼ2ヶ月近くを要しています。

さて、よく言われる「甘さ」ですが。。。

個人的に感じた結果としては、
湯上がり娘(6月中旬収穫)>湯上がり娘(6月下旬収穫)=チャマメ(7月上旬収穫)

一方、収量のほうは。。。
チャマメ(7月上旬)>湯上がり娘(6月下旬)>湯上がり娘(6月中旬)

となりました。

おそらく、こういうことかと推測しますが・・・

1)早播きだと、「収量<味覚」
朝晩の気温がある程度低いため、豆に糖分が蓄積されやすい。さらに害虫のリスクが少なく、味覚的な影響も少ない(カメムシに吸われたエダマメは、味が落ちます)

2)遅まきは、その逆
収量的には増えるように思いますが、気温と害虫により、食味は低下するということかも?

人によっては、遅蒔きだと、枝葉ばかり茂って実入りが悪い、と言う人もいますが、
理屈としては、葉が少なければ光合成の産物の合計量も少ないわけで、豆に十分な栄養が供給されず、成りも味も充実しません。
今回の栽培では、遅蒔きの「湯上がり娘」のほうが、枝葉も多いけど、収量も多い感じでした。

他の果菜類も同様で、1つの実に対して、ある程度の葉の枚数が必要です。
なので、実と葉のバランスを考えて、摘花や摘果をすることになります。

最後に、「品種による違い」について
同じ品種でも、天気や虫など、いろんな条件が異なれば、結果も違いますね。
「糖度が高い」と評判の品種でも、病害虫にやられるリスクが高ければ、むしろ作りやすい品種を育てたほうが、収量的にも味覚的にも満足のいく結果になったりするモンです^^

とはいうものの。。。
「おいしいけど、栽培が難しい」品種は、プロに任せておくのが賢明でしょうが、
失敗覚悟でやってみるのも、家庭菜園の楽しみと言えますね♪

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