マメ類

マメ科 [Fabaceae]

マメ科の植物の根には、根粒菌が共生していて、地中にあるチッ素を取り込んで、植物が利用できるようにしてくれます。
なので、マメを育てる場合には、それほど肥料はやらなくていいヽ(^。^)ノ♬と思われがちですが、チッ素以外の養分は、しっかり必要になります。
(まれに、根粒菌がまったくいない土もあり、その場合は土壌散布用の根粒菌を買うこともできますが、種ごとに菌もちがうので、ダイズならダイズ用の根粒菌を入れなければなりません。)

さらに、土質の好みや、連作障害、エダマメのカメムシ・・・などなど、割と面倒な点も多々あり、とりたてて栽培がラクチンという訳ではないと思うんですけどね。。。

●チッソの過剰はNG。ただし、カリウムは必要。草木灰などをいれるといいみたい。酸性土に強いわけではないので、中和(おまじない?)を兼ねて灰を振るとよい。
●ラッカセイは豆が土の中にできるので、硬い土は向かない。腐葉土をたっぷり入れれば粘土質でもできる。
●エンドウなどは、特に連作を嫌う。栽培のあと、4~5年は空けろといいますね。他の豆類も、連作はよろしくない。
●エダマメでは、防虫は必要。幸い株丈は大きくないので、夏の間は防虫ネットですっぽり覆ってしまいましょう(虫が出てくる前に覆う)。
●肥料分を入れなくてもいい、というわけではない。草木灰はもちろん、他の野菜同様、苦土石灰や堆肥は必要。元肥に多少の配合肥料を入れてもいいかも。

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エダマメ
ダダチャマメ
ラッカセイ
●エンドウ
●ソラマメ

■分類

マメ科
原産地
ダイズ ダイズ(エダマメ・チャマメ) 中国北東部~シベリア
ラッカセイ ラッカセイ 南米
エンドウ スナップエンドウ 地中海(近東)
ソラマメ ソラマメ 地中海~西南アジア
インゲン インゲンマメ 南北アメリカ
ササゲ アズキ 東アジア

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