キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー

1.キャベツ Brassica oleracea var. capitata

栽培して面白みがあるか?と言われれば・・・うーん、特にそそられるものはないのですが、大玉が収穫できれば、満足度はアップすると思います。ただし、虫食いにはかなり注意です。それと、正月も明けると、ヒヨドリが襲撃します(冬はアオモノがなくなるので、恰好のターゲットになる)。防鳥ネットをやらないと、ひとたまりもないです。

キャベツの結球の中は、葉が隙間なく詰め込まれいるのですが、1玉に付いてる全部の葉を広げてみれば、かなりの量になります。それだけの葉に栄養分を供給するため、根も十分に張る必要があり、そのための土の量も必要だろうと思われます。昨年、家で鉢植えでやってみましたが、やはり、地面に植えないと難しそうです。

2.ブロッコリー Brassica oleracea var. italica

アブラナ科の野菜の中でも、ブロッコリーはキャベツと近い仲間になります(カリフラワーも)。
ちなみに、アブラナ科野菜の大敵モンシロチョウの幼虫は、キャベツとブロッコリー、カリフラワーの葉をメインに食べます。この系統の味が好きなんでしょうかね?
春蒔き(春植え)と夏蒔き(秋植え)の2パターンで栽培できますが、秋から冬にかけてのほうが、圧倒的に収量も多く栽培も簡単です。

ちなみに、ブロッコリーは2つのタイプがあります。
真ん中のツボミ(花蕾という)が大きくなる品種。

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通常、店頭で良く見るのはこのタイプです。

もうひとつは、「茎ブロッコリー」と言われる、たくさん枝分かれした先に小さい花蕾をつけるタイプ。
どちらかというと花蕾よりも茎を食べる感じかも。最近は、茎ブロッコリーのほうがおいしい気がして、こちらに浮気しつつあります。

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栽培時期としては、春から初夏、もしくは秋から冬がいいようですが、春からの栽培は、どういうわけか、とにかくショボイのしかできませんでしたorz
春先に売られてる苗もありますが、やめといたほうがいいかとw(→懲りずにまた買っちゃいました@2020年3月)

【手前ミソ栽培ポイント~ブロッコリー ※秋~冬の栽培が前提です】
●育てやすいのは、茎ブロッコリー(品種:スティックセニョールなど)だと言われるんですが・・・
自分としては通常タイプのほうが、株も大きくなるし収量も多いように思います。
●茎ブロッコリーも通常のブロッコリーも、最初に出来る真ん中の花蕾を切り取ったあとで、その周辺や葉の付け根からわき芽が出ます。最初に頂花蕾(テッペンにできる花蕾)を収穫しないと、わき芽は増えません。
●こちらは通常のブロッコリーのわき芽の花蕾

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3.カリフラワー Brassica oleracea var. botrytis

カリフラワーは、一度取ったら終わりです。わき芽は無しorz
ただ、ほっとくとバカでかくなるので、食べではありますね。(ただし味はだいぶ落ちる)DSC_6259
●カリフラワーもブロッコリーもそうですが、肥料が足りないと、収穫は芳しくありません。かなり肥料を喰います。
●結構アオムシがつきますが、葉っぱを多少食べられるのは問題ない(不思議と花蕾は食べない)。ただ、蕾が出る前に成長点を食べられたらアウトです。

東京にもっと農地を! 駐車場を畑に変えちゃう奮闘記&栽培記録