「都市農業」タグアーカイブ

東京近郊の貸し農園@市川市

去年ご紹介しました「国立BBQファーム」に続いて、東京郊外の貸し農園を訪ねてみました。

場所は、千葉県市川市にある「ニッケファーム市川」というお名前の農園です。
管理運営は、緑化事業をやっている会社さんです。

貸出区画は、「えどがわ農天気ファーム」で考えている基礎1区画(15㎡、ちなみに江戸川区区民農園も同じ)よりはやや狭いようですが、利用者向けのアメニティはとても充実していて、道路わきから敷地を見ても「ん?楽しそうだな^^」と思えるような空気が香ってきます。

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そうそう!こんな感じの日よけが作れたらオシャレですね。

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区画の仕切りをどうするか、というのも重要なポイントなのですが、こちらでは、丸太を置いてありました。
これなら、コンクリートブロックなどを使うよりも、見た目にも柔らかく、寒々とした感じにはならないですね。

農天気ファームの場合、区画のうちのいくつかを嵩上げしてバリアフリー的にしようと思っていますので、そのあたりの工夫が腕の見せ所になりそうです。

ハズレた~(ToT)

現在借りている区民農園は、昨年の4月から今年の2月末までの2年間の契約です。

利用中は応募できないので、2年に一度の応募が年末にあって、ハガキで申し込み。
で、たいてい抽選なのですが、その公開抽選会が今日でした。

・・・ やっぱりね (ToT)(ToT)(ToT)

現在使っている農園は、江戸川5丁目というとこりにあり、周囲にも2,3箇所、区民農園があります。
ただ、今利用してるところは、もともと蓮田だったということもあり、水はけもよくなく、この周辺でも実は不人気だったのです。
だから、次回もここで応募しようかと思ってたのに。。。

公園にするので、区民農園は閉鎖という話が、、、Σ( ̄ロ ̄lll)

で、代わりにどこにしようか迷ってたのですが、今回募集になる区画数の合計はわりと少なく、競争率高め。

区画数の多い農園なら倍率が低いのか?と思ったのですが、みんな同じことを考えているとしたら、結局倍率も上がりますね。
なので、わりと行きやすそうな鹿骨方面にしたのですが、、、 蓋をあけたら、そこは2.5倍くらいの倍率でした。

ちなみに、比較的倍率が低かったのは、北小岩のほうにあるうちの2箇所くらい。
利用者は高齢者が多いことを考えると、行きやすい場所をチョイスするのではないかと思うわけですね。
なので、区内でも端のほうに位置する北小岩は案外穴場だったのかも。

ま、仮に倍率が1.2倍くらいしかなくても、外れるのが、オイラのクオリティなんですがwww

さて、春から、どうしよう。。。orz

国立BBQファームへ行ってきました

先日、東京の緑地や農地を守るためのシンポジウムが東京都庁でありまして、それに参加してきました。

そのときに、パネリストの1人として、「国立BBQ(バーベキュー)ファーム」の小野さんという方がお話をされていました。
で、先日、その見学会があり、19日に参加してきたのでご報告します。
続きを読む 国立BBQファームへ行ってきました

「えどがわ起業家ゼミナール」のこと

この「したまちファームえどがわ」計画の事業プランは、管理人が、2012年度の「えどがわ起業家ゼミナール」 に1年間参加しながら、練り上げたものです。

※当初は、「えどがわ街なかファーム」というネーミングでしたが、より創業者の想いに近いネーミングとして、「しまたち」を入れてネーミングしました。ただ、これがベストな屋号かどうかは、今も迷っています。

「えどがわ起業家ゼミナール」は、江戸川区産業振興課の創業支援事業なのです。
前半の基礎編で、企業経営や事業計画を作るにあたって必要なことを学びます。
そして、後半のステップアップ編では、具体的な事業プランにしていくため、毎回のディスカッションで意見交換をしながら煮詰めていきました。(詳細は、以下のURLをご覧ください。http://www.city.edogawa.tokyo.jp/san_jigyosya/sangyo_jigyosya/sougyo_shien/kigyoka_seminar/index.html

事業計画を立てるのに大切なこと、具体的なプランニングの実践、自己分析、そして、同様の仲間とのネットワークづくりなど、普段の仕事では得がたいものばかり、たくさんいただきました。

そして、おかげさまで、事業プランの完成のときには、お墨付きをもらうことができました!
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/san_jigyosya/sangyo_jigyosya/sougyo_shien/kigyoka_seminar/jyusyou_6.html

★独立起業するのがいいのか、それとも・・・?

「したまちファームえどがわ」の予定地は、家業で所有している土地になりますので、家業の一環として実施するという方法もあります。
しかし、この「したまちファーム」事業は、仮に成功したとしても売上の上限には限界があります。さらに、事業の特性から利益率を追求することは難しく、1,2年目は赤字覚悟になります。

ですので、家業の本体事業としてしまうのはハイリスクではあります。
家業の取引銀行もあまり良い顔しないでしょう^^;

とりあえず、個人事業主である「したまちファーム」管理人が、家業に対し、場所(駐車場)の使用料を支払うという形になります。
少なくとも、最初の数年は、最低限これが維持できる数字を出せるか?で、今後の継続性が決まっていくと思われます。

 

ファーム開設への長~い道のり

「(仮)したまちファームえどがわ」の予定地は、江戸川区松江7丁目になります。

今はまだ、区画設置の工事も何も始まっていませんが、少なくとも来年度中には使い始められるよう、頑張って進めたいと思います!(ホントか?(笑))

利用方法としては、たとえば・・・

区民農園と同様のサイズを1区画(3m×5m)にする
●希望に応じてお好きな広さでお貸しする
●高齢者・障がい者向け区画を設置する
●福祉施設とタイアップして利用してもらう(日常管理できない部分はファーム管理人がします!)

しかし、、、

うん、我ながら、なかなか良いアイデアじゃん(゚∀゚)!!!
と、思ったものの、すぐに壁にぶち当たりました。

1)農地以外の場所は、瓦礫などが多く、そのままでは作物を植えることは出来ません。最低でも、50センチ以上の盛り土を入れなければなりません。土にもよりますが、1立米で4~5千円くらいするようです。

2)実際の工事をどうする?
●工事を業者に丸投げするだけの予算はない。少しずつ自分でやれないか?
●自分でやるためには・・・
①重機を使って区画の基礎の掘削。小型ユンボくらいは使えなければならない。レンタル会社の講習で足りるか?
②区画の設置、コンクリートや丸太を使って、区画の枠造りの工事が必要⇒造園屋さんに頼むか?
③土の搬入。自分でダンプで持ってこれればOKだが・・・
④柵をどうする?⇒生垣なら、これこそ造園屋さんに依頼して、ついでに土の搬入もしてしまうのも可
⑤トイレと水はあるので、あとは倉庫兼休憩室の設置。極力安上がりなのは農業用ハウスだが・・・

3)採算をどうする!?!?
実は、この場所の固定資産税が、約2,300円/㎡/年間、くらいします。
何とか、足が出ないようなレンタル料をもらわなければならないが、あまり高額にはできない。。。

こんなことを考えていたら、計画立案から、あっという間に、1年以上たってしまいました(T_T)