スイートコーンまとめ

昨年に引き続き栽培したトウモロコですが、比較的失敗も少なく、そこそこ育つ野菜です。
今年も、何とかおすそ分けできる程度には収穫できました。
ただ、味は申し分ないのですが、1つ1つのサヤがや小ぶりなのが残念でした。

今年留意した点としては、

1)元肥は「これでいいだろう」と思う分量の2割増くらいの感覚でいいかと思います。かなり栄養分を喰う植物です。
2)追肥はおこたりなく。ただし、あまり窒素分を与えすぎても茎葉ばかりになるので、リン酸分も多く、味も良くなると言われる米ぬかを使用して、ぼかし肥を作り、それを使いました。
あとは、市販の液肥「花工場」です。これは果菜類には向いているようです。
3)マルチは、黒マルチを使用。昨年は透明なものを使用しましたが、雑草の発生を抑えるのにはより効果的であること、さらに地温が透明なものにくらべると、上昇しすぎるのを抑える効果も高いとのこと。

4)株間はあまり広くとりすぎると、受粉が十分に行われないことがあるので、昨年より狭くしました。25cmくらいでしょうか。
ただし、混みすぎて株のサイズは今一つでした。このせいで、サヤの大きさも小ぶりになったのかもしれません。
他の人のに比べて、背丈も低いです・・・
5)1つの株から熟したコーンは一番上にある1さやだけですが、サヤはさらに下のほうにもついています。こちらは未熟のうちに収穫してベビーコーンとして利用。
あと、株の根元から枝分けれした茎が出てくるのですが、これを取り去るという人と、取らなくてよいという人がいます。取り去り派のひとは「栄養が分散するから」、残す派の人は「株の安定感が増して、強風でも倒れにくい」というのですが、果たして・・・
ちなみに私は、取り去ってしまいました。
6)実が入るころになると、鳥にやられます。これは悲しい(>_<)

こうなるのを防ぐためには、全体をカンレイシャで覆うか、実が入るころを見計らって、周囲の葉でサヤをそっくり包んでやるといいらしい・・・
さらに、アリやら小さな虫がたくさん集まるようになりました。
7)しかし、茹でてみると、なかなかどうして張りのある立派な実になっていました!
お分かりいただけるでしょうか・・・

殺虫剤・防虫剤は一切使いませんでしたが、そこそこの収穫はありましたので、まあ成功の部類です^^

それと、今年はさほど被害はありませんでしたが、やはり強風で倒れるのは心配です。倒れると根が掘り起こされます。
畝の外側全体をヒモでくくる等の工夫があればいいかもしれません。

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