昨日、江戸川区農業ボランティア用の研修農園に行ってみたところ、
「今年はもうダメかな」と思ってたブロッコリーが、わりと立派になりつつありました。
これを植えたのが、9月の下旬ごろ。
植える時期は問題なかったと思うのですが、問題はアオムシでした。
虫除けを兼ねて、不織布をかけておいたのですが、虫のほうが上手でした。
久々に、草でもむしろうと不織布をめくってみたところ・・・
どっひぇ~!!
3株植えたうちの2株が、このありさま。
結構、衝撃でしたorz
(撮影:10月6日)
1株だけ、ほんの少しマトモな状態。
あわてて、カダンセーフを散布したのですが、まあ、おまじないですね。
(撮影:10月6日)
実は、不織布を掛けていたためよく見えなかったのですが、大丈夫だろうとタカをくくっていたら、こうなりました。
で・・・
まだなんとかなりそうな1株
(撮影:10月14日)
こちらは、派手にやられた株。
でも、まあ、成長点から新たな葉が伸びてはきているので、何とか持ちこたえてくれることを祈りましょう。
(撮影:10月14日)
前回までに、目に付くアオムシはずいぶんとっ捕まえて殺したのですが、まだ、いるのでしょうか。。。
(撮影:10月20日)
でも、ダメージの少なかった、一番右の株が・・・
なんとか花芽が大きくなり始めました。
(撮影:10月20日)
この頃でも、まだ、モンシロチョウが飛んでいますので、引き続き不織布は継続します。
で、昨日です。
ダメージのひどかった2つのうちの1株も、ようやくここまでたどり着きました。
いちばん元気だった株は、もう少し大きくなってました。
ま、当初は「もうダメか」と思ってたわけですから、なんとか成功ということにしましょうかね。
ちなみに、不織布は「ベタがけ」つまり、トンネル式にアームを渡したりせず、直接ブロッコリーの上にフワリと乗せるような感じで掛けてました。
花芽外葉が覆っているため、外葉がアームの役割をしてくれるので、直接布を掛けても大丈夫なのですね(^^)
【反省&まとめ】
1.殺虫剤を使わないなら、目視による防除を徹底的に
2.不織布(またはカンレイシャ)を掛けたからといって、安心してはいけない。
(かえって中が見えない。要注意!)
3.外葉が食べられても、花芽はちゃんと出てくる。ただし小さい(笑)
生き物の子孫を残そうとする力はすごいですね^^
4.結構肥料を食うほうだと思うので、花芽が出る前は、必ず追肥を。
収穫後も、食べられるわき芽が伸びてくるので、お礼肥えを少しやったらいいと思います。
なみに、ブロッコリーは春からの栽培もできます。
ただし、秋のように、株が大きくなりきらないようです。
(もちろん収量もそれなりorz)