やさいの無人販売所

今日、篠崎に行ったとき、たまたま通りかかった、野菜の無人直売所。

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自販機のものは江戸川区内でも時々見かけますが、これは、郊外か農村の道端に行かないとお目にかかれないような、自分で好きな野菜を手にとって、お金も自分で料金箱に入れていく方式です。
昔は、もっと、あちこちにあったんでしょうけど、今では非常に珍しいと思います。

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心無いヤカラであれば、好き勝手に持っていき放題でしょうね。
ですから、これは、周りの人たちを信じていなければ成り立たない販売方法です。
(よく「良心市」なんて書かれている同様の販売所を見たことがあります)
この世知辛い都会の隅っこに、こうした販売所がまだ残っていることを考えると、こうしたのんびりした商いがまだできる余地があるんだなあと思い、うれしくなりました^^

ちょうどおいしそうな菜花(150円)があったので、それを1袋。
「漬物」と表記されたトロ箱を開けると、保冷剤と一緒に、ビニール袋に入った漬物。ハクサイと葉モノがありましたので、ハクサイの漬物100円を購入。
横にある料金箱に、250円を入れました。

その脇にノートが掛かっていて、中には、買った人が品物と値段をメモしてありました。
買う人と売る人の交流が伝わってきますね。
私も、もちろん、書かせていただきました^^

夕飯で、ハクサイの漬物をいただきました。
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表示のラベルなどなにも貼ってなかったので、一抹の不安もあったのですが。。。^^;
おそらく、農家さんがご自分たちの食べる分の延長で作っているのでしょう。
ですので、決してヘンなものではないはず。

おりしも、先日亡くなられた菅原文太さんのドキュメント番組のなかで、彼がやっている農業について話していたのですが、
「大規模で機械化された農業ではなく、自分の目の届く範囲内で作ったものを、消費者に届けたい」とおっしゃっていました。
これと、同じことですね。

もちろん、ハクサイの漬物は、期待を裏切らない手作りの美味しさでした。

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