春はまだ来ないでネ

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今日の天気予報、耳を疑いました。

最高気温18℃? 19℃?

アメダスでは、19℃越えてたんですね。
まったく、なんてことだ orz

寒いと体調的にツラい人やお年寄りもいるので、あまり声高に言い張るのもヨロシクないですが、
畑いじりをする者としては、ポカポカ陽気で小躍りしてる場合じゃないです(ーー;)

心配なのは「トウ立ち」。
冬から春にかけて収穫する野菜には、春の陽気を感じて、花を咲かせてしまうものがあります。
ある程度寒さに遭遇したあとで、気温が上がり始めたり、日が長くなり始めたりすると、反応しちゃうんですね。

冬の間、畑に植えておいたニンジンやダイコン、ホウレンソウなんかも要注意です。

研修農園で、去年の秋に植えたレタスが、11月にはいって急に寒くなったかと思えば気温が上がったりしたせいか、なぜかトウ立ち。

11月22日。早すぎる・・・
11月22日。早すぎる・・・

こちらは、去年の春早く蒔いたホウレンソウ。4月になってから・・・

4月13日。まだノンビリ構えてた・・・
4月13日。まだノンビリ構えてた・・・

4月23日。キターーーorz
4月23日。キターーーorz

ま、このときのホウレンソウは日本在来品種で、トウ立ちの感受性が敏感だったのもありますが、すでに花を咲かせてもいい十分な気温があったので、仕方ないかもです。

ちなみに、タマネギなんかも苗を植えるタイミングにもよりますが、春になってトウがたち始めたりとか。。。
タマネギは栽培期間が長いのでショックでかいです orz

家庭菜園だからまだオキラクなものですが、農家さんにとっては、かなりのダメージでしょう。
トウが立ったら商品価値なくなりますからね。

もうひとつ、心配なのが、実家に植えてあるイチゴたち。

イチゴって、ある程度寒い期間が続いて「休眠」しないと、そのあとの開花や収穫が芳しくなかったりするんです。

もしや!?と思って、気をつけてみてみたら。。。
170130ichigo

なんか新しい葉が出てる・・・
まだ休眠真っ最中のはずなのに。。。

がーん。

まあ、また寒くなるみたいなので、ここで休眠おしまい、ってことにならなければいいのですが。。。

梅雨もしっかり降り、
夏はそこそこ暑く、タップリの日照と適度な夕立、
台風も収穫期をずらしてくれて、
昼夜の気温差がはっきりした秋がきて、
冬はしっかり冷え込みが続き、
山にはちゃんと雪が積もって、春になって雪解け水が水源を潤す・・・

みたいな、本来の季節の移り変わりが、いちばん、この国に住む人間が幸せに暮らせるんだと思います。

ここ何年かで、「正しい季節」って、どれだけあっただろうか・・・

不安です。

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