「まつえファーム準備」カテゴリーアーカイブ

ファーム開設への長~い道のり

「(仮)したまちファームえどがわ」の予定地は、江戸川区松江7丁目になります。

今はまだ、区画設置の工事も何も始まっていませんが、少なくとも来年度中には使い始められるよう、頑張って進めたいと思います!(ホントか?(笑))

利用方法としては、たとえば・・・

区民農園と同様のサイズを1区画(3m×5m)にする
●希望に応じてお好きな広さでお貸しする
●高齢者・障がい者向け区画を設置する
●福祉施設とタイアップして利用してもらう(日常管理できない部分はファーム管理人がします!)

しかし、、、

うん、我ながら、なかなか良いアイデアじゃん(゚∀゚)!!!
と、思ったものの、すぐに壁にぶち当たりました。

1)農地以外の場所は、瓦礫などが多く、そのままでは作物を植えることは出来ません。最低でも、50センチ以上の盛り土を入れなければなりません。土にもよりますが、1立米で4~5千円くらいするようです。

2)実際の工事をどうする?
●工事を業者に丸投げするだけの予算はない。少しずつ自分でやれないか?
●自分でやるためには・・・
①重機を使って区画の基礎の掘削。小型ユンボくらいは使えなければならない。レンタル会社の講習で足りるか?
②区画の設置、コンクリートや丸太を使って、区画の枠造りの工事が必要⇒造園屋さんに頼むか?
③土の搬入。自分でダンプで持ってこれればOKだが・・・
④柵をどうする?⇒生垣なら、これこそ造園屋さんに依頼して、ついでに土の搬入もしてしまうのも可
⑤トイレと水はあるので、あとは倉庫兼休憩室の設置。極力安上がりなのは農業用ハウスだが・・・

3)採算をどうする!?!?
実は、この場所の固定資産税が、約2,300円/㎡/年間、くらいします。
何とか、足が出ないようなレンタル料をもらわなければならないが、あまり高額にはできない。。。

こんなことを考えていたら、計画立案から、あっという間に、1年以上たってしまいました(T_T)

私設ファームをするなら?【コンセプト】

こんなのを考えてみました(^o^)
仮称ですが『したまちファームえどがわ』なんてどうかと、思っています。

『したまちファームえどがわ 10の目標』
①野菜を買うより割高でも、作りたい人のハタケ
②区民農園の抽選にはずれた人のハタケ
③都会の暮らしに溶け込んだハタケ
④通勤通学途中に寄れるハタケ
⑤土いじりで脳ミソ活性化、のハタケ
⑥耕作は生きる権利!という人のハタケ
⑦イナカのない人のハタケ
⑧農地じゃないけどハタケ
⑨下町に畑を増やしたい人のハタケ
⑩練馬・板橋区に負けないハタケ

などなど。
つまり、「都会にいるけど、農に片足突っ込んで元気になれる」ような場所の提供、、、
なおかつ、「東京の東側地域で、農あるまちづくりを考えたい」という思いも込めています。

それが、「したまちファームえどがわ」の目指すところです。

菜園各区画の囲みをどうしよう?

えどがわ農天気ファームの候補地は、もともと砂利敷きの駐車場で、下は土です。

しかし、このままでは菜園にすることはできません。

①まず、区画にする場所の土を15~20㎝くらい掘る
②その周囲に、コンクリートで囲いをつくる。

イメージとしては、こんな感じですかね。
でも・・・
コンクリだと、どうしても、硬く冷たいイメージになってしまうので、
できれば、丸太を使用したいところです。
150225_090444
こんな感じで、菜園の周りを囲めたらいいと思います。
ただ、耐久性を考えると、コンクリのほうがいいかもしれませんが・・・
ちなみにこれは、亀戸中央公園で撮った写真であります。

③そこに、土を入れる。これが結構ハードルですね。
土は50cmくらいの深さがあれば、たいていの野菜は育つという話ですが、できれば60~70cmくらいは入れておきたいところです。
とりあえず、知り合いの造園屋さんを通して土を入れてもらうか、目星を付けている園芸店で、大量購入できるか調べてみることに。

念のため、放射性物質の検査なども必要ですので、結構費用がかかりそうです(ーー;)

駐車場を農地へ・・・無謀な挑戦でしょうか?

別ページでご紹介しました「えどがわ街なかファーム」計画ですが・・・
江戸川区の松江にある、使われていない駐車場で、そこに手を入れて、菜園区画を作れたら・・・と思っています(遠い目)。

この場所は、私の実家の家業である運送屋の土地で、駐車場として使っていたのですが、
年々の不況で所有する車両も減り、空きスペースが泣いている状態です。

しかし、最低でも週に2~3回は、宅建屋から「土地活用のご提案」ということで、電話がかかってきます。

多くの話は、「集合住宅でも建てて経営してはどうか」ということなのですが、色々調べた結果、リスクのほうが多いことが分かっています。
家賃補償とか言ってるけど、それとて期間限定です。
それ以後、入居者が減り、ローンの返済だけが残ったら、会社の首が回らなくなります。

宅建業者は、建物の工事そのものが目的なので、立てられる場所とオーナーさえ見つかればそれでOK。
江戸川区のような都心から少し離れた、新規移住者が見込めそうな場所をターゲットに、未利用地がないか、ハイエナのように探しています。

でも、考えてみれば日本の人口は減る方向だし、あといったい、どれほど住居を新設すれば気が済むのでしょう?
マンションだらけの街なんて、今は良くても、将来、魅力的な生活空間であり続けられるはずがありません。
自分がこれからも生きてくことになるであろう地域を、業者の儲け話のために、めちゃくちゃにされたくありません。

現在の土地の地目は「宅地」ということで、それなりの固定資産税がかかっています。
土地を所有していれば当然、その分の支払いが義務付けられるわけです。

そこで、
放置しておくのはムダだけど、将来、万が一売却をするようなことになったとしても、必要に応じて更地に戻せる方法として、
「えどがわ農天気ファーム」の活用を、検討しているところです。