「栽培方法/土づくり」カテゴリーアーカイブ

失敗談②慌てず判断しましょう!【なすび編】

去年は、ナスも栽培していました。
結果的に、結構実を付けてくれて、おまけに無農薬無化学肥料で十分においしく元が取れたと思っています。

ちなみに、ナスのような枝を伸ばす果菜類は、整枝をするのが一般的です。
たいていの解説書には、ナスの場合は、枝を2本ないし3本仕立てにする方法が書かれています。が・・・

ここでも失敗。
一番最初に咲く花のすぐ下の2本のわき芽を伸ばすか、一番花を挟んで2本のわき芽を伸ばしていくのですが、、、

コレをなぜか、「一番花の下のわき芽を全部摘み取る」と勝手に解釈(笑)

「あ!」と思った時には、すでに遅し。

しかし、途中ちょっと生育が鈍ったような気もしたんですが、普通に花を付けてくれましたので、まあ、整枝は適当でも育つ、ということなのでしょう。
ナスに助けられました。

しかし、強風の吹いたあと、何か問題が発生してないかと畑を見に行ってみたら・・・

4株あったうちの3株で、葉の周辺が、枯れたようになってる・・・

とっさに「これは病気だ」と思い、蔓延しないように早いとこ消毒しないと!ということで、苗屋さんに薬を買いにすっ飛んで行きました。

が・・・
いちおう、写真を見せると、
「ああ、これは、強風で葉っぱが傷んでるだけですね」とのこと。

とりあえずは、安心です(^^;)
しかし、考えてみれば、2日ほどでいきなりこんなに病気になるとも思えないわけですよね(笑)

失敗談① 水はけ=高畝、とは限らない!

区民農園は、去年の春から始めたのですが、それはそれは張り切ってましたよ(笑)

問題は、もともと田んぼ(おそらく蓮田)だったそうで、水はけはすこぶる悪い。
農園の敷地は、明らかに周囲の地面より一段低い。
その敷地の中にも簿妙な傾斜があって、私の借りている区画は、中でも特に低いところらしく、大雨の後も水が集まってくるみたいなのです。

で、シロートが考えそうなこと、その1。
水はけが悪いなら、高畝にして、根腐れしないようにしなくては!!

ということで、かなり張り切って高畝を作りました。
が・・・ これが、大失敗(>_<)

通常、農地は、普段耕し、野菜の根がはびこっている部分(いわゆる耕土)の下に、固い土の層があるわけです。
このときも、まるで、天地返しのように、下のほうの粘土まで掘り起こし、高々と畝を作り満足気でした・・

明らかに、色の違う土が掘り出されてるのが、見えるでしょうか?

ちなみに、これはトウモロコシを植えようとして、マルチをした訳です。
ポリ袋を広げて貼り合わせて(笑)

畝が、こんもりと高くなっているのが、お分かりですよね。

そして、大雨のあとは、この通り。
歩けたもんじゃありません。

ところが、水が退いていきますと・・・

畝と畝の間の深みに、ずっと水が溜まったままです。
周囲の部分(ちょうど、写真の下の部分が通路になっていますが)は、水が溜まっていない。
つまり、場合によっては、掘らないほうが、水はけがいいのです。

(ちなみに、この水面の部分が地下水位か?というと、そうではないのですよ、不思議なことに)

こうなると、畝と畝の間に足を踏み入れると、がまるで油田ですね。本当に田んぼに入っているようです。
(畝の右側を良く見ると、足跡が付いているから、なんとなく想像できると思いますが・・・)

このあと、空いている敷地から土を運んできて、畝間を埋めたのですが、、、

いや~、大変な作業でした。はァ

※写真はトウモロコシで、発芽したところです。
その後の起死回生の努力の甲斐もあって(笑)、なんとか甘くておいしいのが収穫できました。

とにかく、こういう土壌では、根圏が深くならない(なれない)代わりに、地上からの酸素供給を十分にできるようにしておかなければならないのだとの結論に達しました。
根を、広く浅く張らせる。
そのための工夫が必要だと思われます。

栽培方法について

私の場合、本業の農家でもなんでもありませんから、日々失敗の連続です。

しかし、本を読んだり調べたりして実行しても、なかなかその通りにはいかないのが農業ですね。
1つの理論でも、それぞれ栽培する時期や土壌によって、それぞれの結果をもたらします。

現在お借りしているのは、江戸川区の区民農園と練馬の体験農園(共同)なのですが、この全く制反対ともいっていいほど環境の違う2つの農園で、「思った通りにいかなかった」失敗談の集大成を作りたいと思います。

去年の栽培記録から拾い起こしての掲載も含めますので、タイムリーでない内容もありますが、どうぞご笑覧くださいませ。

ズッキーニ発芽

今朝も5時起きして、仕事前に区民農園に行ってきました。

土曜日の夜にかなり雨が降りましたが、もういい加減乾いただろう、、、
と思いきや、やはりまだ、ネチョネチョして、鍬を入れるのが厄介です。
今年ぜひ挑戦したいのは、ラッカセイ。
去年、大泉で育てたのですが、採れたてのを塩ゆでして、ビールと共にいただくのはたまりません!
世の中で常識化している「エダマメ&ビール」の組み合わせは、個人的には「??」ってな感じなんですけどね~

ここの区民農園の場所は、水はけが悪く、決してラッカセイ好みの環境とは言えないのですが、何とかして少しでも土をフカフカにしなければ。
という訳で、腐葉土に加えて、ホームセンターで買った黒土2袋をドカンと投入してきました。
畑に入れるのは、勿体ないけど・・・
それと、おまじないの、有機石灰も。

そして、前回も報告しましたイチゴ。
花の付きが比較的良い株があるのですが・・・

すでに、盛んにランナーが伸び始めている様子。
もう、花を咲かせるのをやめてしまったのでしょうか・・・

悲しい(;_;)

ビニールマルチの上に、鳥の足跡もあるし。
狙ってるな(--;)

で、去年失敗した、ズッキーニです。
今年は、なんとしてもリベンジしたい。
スペースをとる割に、成果が乏しかったので、本当に残念でした。
市販の苗を探したものの、売ってなかったので、とりあえず家のベランダでポットに播種。

10日めくらいになりますが、ようやく、芽を出しましたヽ(^。^)ノ

それと、パクチー♪
畑にも植えているのですが、毎日使いたいということで、プランターに撒いた分もようやく発芽してきました!

愚行・・・【イチゴ編】

いやー。昨夜は久々のヒドイ雨と風でした。

昨日はまた、大泉(風のがっこう)の講習会の日だったんですが、区民農園も雨が降る前にしておかねばならない作業があったので、朝5時起きの強硬作戦で、頑張って行ってきました。

植え付け前にやり残した作業は、おおかたこれで完了。

豆類を予定していたところに、堆肥と燻炭(籾殻を炭にしたもの)を入れた他は、簡単にイチゴの手入れをしました。

ところが、このイチゴの手入れにポカミスが・・・
春になって開花する頃になると、子株を増やすためのランナーという芽が出てくるのですが、この季節は株に負担がかからないよう、ランナーは切り取らないといけません。

が・・・

どうやら、これから花が咲く芽も一緒に切り捨てていたことが判明(>_<)

まだ花が咲かない2株も、ランナーらしいものが出ていたので切りましたが、これも、もしかして、花になる部分だったのかも・・・

去年は、ナスの手入れで、切ってはいけない枝を切り落としていたし。

何事も、試行錯誤ですね。はァ、、、
まだまだ学ぶことが多いです。

いまのところ、去年まいたパクチー(香菜)だけは、元気に育ってくれています。
・・・、と、言いたいところですが、急激な気温の上昇で、なんと、もう、花が咲くためのトウが出始めています。。。

今年の気候、本当にどうなっているのでしょうか・・・