ラッカセイ [Arachis hypogaea]

ただひたすら、「穫れたての生を塩茹で!」このためだけに、自前で栽培していますw

店頭で売られている種子の多くは「千葉半立」という品種で、今までもこれを栽培してきました。作りやすく収量もあるのですが、10月いっぱい畑を占拠されてしまうのが難点。もう2~3週間早く収穫できれば、後作がラクチンだ・・・ということで、2017年からは「郷の香」という早生寄りの品種を導入。。。少ないながら収穫はあったものの、やはり、千葉半立のほうが作りやすいようです。

●●ラッカセイ栽培の経緯●●

ラッカセイは、砂地や柔らかい土が向いてますから、区民農園のような田んぼの土は、不向きなのは分かっていました。
ただ、育ててみて分かったのですが、育たないということではなく、
1)水はけが悪いと豆が腐る(ラッカセイの豆は地中にできます)
2)粘土質のような硬い土では、収穫するときに株ごと抜くのがタイヘン(豆が地中に残ってしまう)
ということではないかと思います。

■2013年 区民農園

とりあえず、区民農園では、1畝分、約2.5m×70cmくらいのスペースをラッカセイに充てました。
そこに、元肥として、
・苦土石灰(マグネシウムは必要)
・腐葉土(物理的土壌改良)
・くん炭(物理的土壌改良&カリウムの補給)
・堆肥(物理的土壌改良&栄養補給)
などをして、配合肥料などは与えず、育てました。

さらに、発芽しないと困るので、ポットに苗を作って・・・
普通はこんな面倒なことしません(笑)
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定植
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その後は順調に^-^
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茂る茂る・・・
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収穫したときの画像は、撮るのを忘れました orz
でも、それなりに満足の行く結果で、十分おすそ分けをするだけの量はありました。
マニュアルには、畝幅70センチ、株間30センチなんて書いてますが、とてもじゃないけど足りません。

■2014年 江戸川区研修農園、大泉「風のがっこう」、わが家

今年は区民農園を借りられず(T-T)
しかし、3か所で植えるチャンスがありました。
1)実家で、大きめの箱に土を入れて、そこで栽培(Hセンターで売ってるプランター用土)
2)大泉「風のがっこう」(ここが、産地の八街などにいちばん近い土質と思われます)
3)江戸川区の研修農園(もともと蓮田 orz)

一番土が固いのは、江戸川区の研修農園ですが、種がデカく力があるせいか、問題なく発芽。
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発芽後も、しばらく不織布で覆っていました。

その後も順調に成長
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ラッカセイは、花が落ちた後、そこが子房柄になります。
すこし尖がって硬くなるので、土に入っていき易いのかな。ここの土は固かったですが、無事に土に潜れました。

1人2,3株いただいたと思いますが、結構な量の収穫があり、それなりに満足でした。
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東京にもっと農地を! 駐車場を畑に変えちゃう奮闘記&栽培記録