【イチゴ】栽培経過 2012~

2012年の秋に、始めて苗を購入して以来、すっかりハマってしまったイチゴ栽培。
このときの親株から分け育てた苗が、毎年親になり、そこからまた苗ができ、今年も畑に植えられています。
(もちろん、他に買い足した品種もありますが)

2018年4月現在は、2017年に購入したトチオトメ4株に加え、2012年から育てている宝交早生の子孫と、2016年(だったかな?)に購入したトチオトメの子どもたちがあります。

【シーズン2012~2013】

2012年の10月、3種類6株の苗を、区民農園(当時は下今井区民農園)に植えたのが最初です。
「宝交早生」:露地で育てやすい
「とちおとめ」:東日本の王道?
「章姫」:なんとなく、おいしそうだった
これらを仲良く2株づつ。

結果、収穫量は少ないながらも、意外にも甘いイチゴを堪能できました。
特に「章姫」のおいしさには脱帽!
ただし、失敗多数 orz

敗因は・・・
1)摘花・摘果をキチンとしなかった
2)防虫対策不足(特にナメクジ)

生育障害や病気は、確認できず。

以下、順を追って振り返ります。

 

【シーズン2013~2014】

夏の間にポットに株分けして育てた苗は、10月くらいになったら定植するのですが、次の年の春から区民農園は更新になるので、継続して同じ場所を使えません。
なので、区民農園ではなく、自宅のプランターへ定植となりました。
(ちなみに、2014年から使える区民農園の応募はハズレました。orz)

 

プランターだからこんなものかと思いますが、それなりに、収穫できました。摘果もしませんでした。
幸い、ナメクジの被害にも遭わずにすみました(知らなかっただけかも)。

※あとで調べたのですが、「章姫」はもう少し細い円錐形になるようです。
ということは、これは・・・宝交早生だったのか orz
ま、よしとしましょうw

【シーズン2014~2015】

さて、2014年の秋も、同様に株分け。
さらに、新しく、「章姫」の苗を2株購入し、植えました。
全体として、ハズレシーズンだったようで、芳しくない結果でした。

 

去年、自家採苗したものもありますが、そちらはなんとか、実をつけてくれました。
2015年の夏も、前年同様、株分けします。

【シーズン2015~2016】

区民農園当選キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
これで、2015年の秋は、地面にガッツリ植えられます。
自家製苗は、区民農園へ5株&家でプランター。
それと「とちおとめ」2株を購入して、これもプランターに定植。

 

収量があるのはいいのですが、味が、うーん、イマイチ・・・
と思ってましたが、2回め、3回めと収穫を重ねるうちに、だんだん甘くなってきました!

やはり、じっくり、完熟させることが、いちばん美味しく食べる方法でしょう。
出荷するために早穫りされた市販のイチゴにはない、家庭菜園ならではの楽しみです^^

たまたま区民農園が使えたからいいものの、プランターでももちろん、栽培の楽しみは味わえます。
たた、収量的には直植えには及ばないと思うので、量より質にこだわって栽培してもいいかもしれません。
(ひんぱんに目が行き届くのも、家のプランターならではのメリットです)

【シーズン2016~2017】

区民農園の更新があるので、2016~17年は通しで使えません。
なので、今年は、プランターと鉢でがんばってもらうしかない。
それに加えて、わずかですが、実家の花壇の隅っこをイチゴ用スペースとしました。

夏の間も、当然、家のプランターで夏を越し、苗を増やします。
ただ、今年は、コガネムシが多く、イチゴも散々な目に会いました・・・

 

結局、みなさんに配るほど収穫できなかったことに加え、3月に身内で不幸があったため、バタバタしていて、十分なケアができませんでした。

ちなみに、病害を受けたのは、主に、「章姫」と「トチオトメ」でした。
(地植えしたトチオトメと宝交早生は無事でした)
ちょっとでも怪しい株は廃棄して、地植えのトチオトメと、プランターの宝交早生を、来シーズンの苗を取る親株にしました。

・・・そこで、分かったこと。

1.うどんこ病の耐性は、宝交早生>トチオトメ・アキヒメ
2.購入苗はウイルスフリーとはいいがたい。であれば、自家採苗したほうが、強い(ような気がする)
3.宝交早生は、地植えでないと美味しくないかもしれない。どの株も立派とは言えなかったが、そんななかでもトチオトメはそれなりの甘さを保っている

これからも、経験の積み重ねで、少しずつ確実にしていきたいですね^^

東京にもっと農地を! 駐車場を畑に変えちゃう奮闘記&栽培記録