「農の活動いろいろ」カテゴリーアーカイブ

大泉「風のがっこう」

練馬区の大泉にある白石さんという農家さんが、「大泉・風のがっこう」という、体験農園を開設しています。
参加者は決められた区画を割り振られ、そこで1年間の講習に参加しながら、野菜づくりを実践します。
私も、過去の農業経験の鈍った勘を取り戻すべく、去年からそこでいろいろ、農業の勉強をさせてもらっています。

このあたりは、23区内にもかかわらず、農地も多くて、素晴らしい生活環境ですね。うらやましい・・・

近くには牧場まであって(場所的には和光市らしいけど)、ホルスタイン?が何頭もいる牛舎もあります。

そして、今日は、その「大泉・風のがっこう」の、2013年度第1回めの講習の日でした。

風のがっこうは、練馬区の体験農園事業として存在しているのですが、一部の区画をNPOが契約しており(PARC自由学校「東京で農業2013」)、そのメンバーとして参加していますので、何人かと共同で作業・管理していることになりますね。
個人で借りてる人は(ほとんど練馬区の人らしい)、1人もしくは1世帯で、その区画を全部やることになりますから、結構ハードです。
おまけに、江戸川区から大泉は遠いので、頻繁には行けない・・・ 
共同で管理していれば、自分が行かれなくても大丈夫ですからね(^o^)

  
中はこんな感じで、番号の杭で区画分けされてます。
江戸川区の区民農園の区画(15㎡)の2倍くらいですかね。

 
農園主の白石さんが、圃場づくりの基本的なことを教えてくれています。

 
 
とりあえず、教えられたようにやってみる私たちですが・・・

ちなみに、この日は霧雨のち曇りで肌寒い日でした。
でも、ふだん配達をしている自分としては、このくらいの気候がベストなんですよね^^

菜園各区画の囲みをどうしよう?

えどがわ農天気ファームの候補地は、もともと砂利敷きの駐車場で、下は土です。

しかし、このままでは菜園にすることはできません。

①まず、区画にする場所の土を15~20㎝くらい掘る
②その周囲に、コンクリートで囲いをつくる。

イメージとしては、こんな感じですかね。
でも・・・
コンクリだと、どうしても、硬く冷たいイメージになってしまうので、
できれば、丸太を使用したいところです。
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こんな感じで、菜園の周りを囲めたらいいと思います。
ただ、耐久性を考えると、コンクリのほうがいいかもしれませんが・・・
ちなみにこれは、亀戸中央公園で撮った写真であります。

③そこに、土を入れる。これが結構ハードルですね。
土は50cmくらいの深さがあれば、たいていの野菜は育つという話ですが、できれば60~70cmくらいは入れておきたいところです。
とりあえず、知り合いの造園屋さんを通して土を入れてもらうか、目星を付けている園芸店で、大量購入できるか調べてみることに。

念のため、放射性物質の検査なども必要ですので、結構費用がかかりそうです(ーー;)

駐車場を農地へ・・・無謀な挑戦でしょうか?

別ページでご紹介しました「えどがわ街なかファーム」計画ですが・・・
江戸川区の松江にある、使われていない駐車場で、そこに手を入れて、菜園区画を作れたら・・・と思っています(遠い目)。

この場所は、私の実家の家業である運送屋の土地で、駐車場として使っていたのですが、
年々の不況で所有する車両も減り、空きスペースが泣いている状態です。

しかし、最低でも週に2~3回は、宅建屋から「土地活用のご提案」ということで、電話がかかってきます。

多くの話は、「集合住宅でも建てて経営してはどうか」ということなのですが、色々調べた結果、リスクのほうが多いことが分かっています。
家賃補償とか言ってるけど、それとて期間限定です。
それ以後、入居者が減り、ローンの返済だけが残ったら、会社の首が回らなくなります。

宅建業者は、建物の工事そのものが目的なので、立てられる場所とオーナーさえ見つかればそれでOK。
江戸川区のような都心から少し離れた、新規移住者が見込めそうな場所をターゲットに、未利用地がないか、ハイエナのように探しています。

でも、考えてみれば日本の人口は減る方向だし、あといったい、どれほど住居を新設すれば気が済むのでしょう?
マンションだらけの街なんて、今は良くても、将来、魅力的な生活空間であり続けられるはずがありません。
自分がこれからも生きてくことになるであろう地域を、業者の儲け話のために、めちゃくちゃにされたくありません。

現在の土地の地目は「宅地」ということで、それなりの固定資産税がかかっています。
土地を所有していれば当然、その分の支払いが義務付けられるわけです。

そこで、
放置しておくのはムダだけど、将来、万が一売却をするようなことになったとしても、必要に応じて更地に戻せる方法として、
「えどがわ農天気ファーム」の活用を、検討しているところです。